• ルリィとあなたの世界が終わるとき
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  • 少年と可憐な華

Profile

家鴨 輝

2000年8月31日。東京に生まれた僕──
家鴨輝は内気な少年だった。
内気すぎたせいか小学校高学年の時にいじめにあい、明日の恐怖に眠れない夜が続いた。

そんな眠れない夜から僕を救ったのは頭の中の『想像』だった。
自分の好きな作品にオリジナルのキャラクターを登場させる、という想像はとても楽しく、
いつしか頭の中にはオリジナル作品の『創造』の世界が広がっていた。

時は流れ大学4年生のとき、僕は人生の分岐点ともいえる決断をくだす。
それは『就職はせず、フリーターとして夢を追う』という決断だ。

出版社から内定をもらっていたため、両親や友人からの反対もあったが、
とある先生の「筆は夜明けまで走らせなくてはいけない」という言葉を胸に抱いていた
僕は、筆を夜明けまで走らせるには就職はできないと、自由の道へと進んだ。

自由とは全ての責任を自分で背負うことを指し、
それは先の見えない未知への不安をともなう。
けれど僕はこれからもそんな不安と戦い物語を書き続ける。

家鴨輝の夢物語の第1章はこれから始まるのだ。

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